タバコがやめられなくなる理由

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タバコに含まれているニコチンには依存性がある

タバコの有害性は広く知られています。その一方で、禁煙がうまくいかない人がたくさんいます。それは、タバコに含まれるニコチンに依存性があるのが原因です。

ニコチンが体内に入ると、脳を刺激し、ドーパミンという、快感を感じさせる成分が分泌されます。タバコを吸うと気分が落ち着いたり、満足感を感じたりするのは、ニコチンがドーパミンを放出させるからです。

しかし、ニコチンの効果が切れると、イライラや不安を感じるようになります。再びタバコを吸えば、そうした症状は一時的に消えますが、効果は一次的なものです。快感を得たり、イライラを解消したりするために、タバコを吸い続けているうちに、やめたくてもやめられなくなるのです。

禁煙がうまくいかないのは、精神的な弱さや甘えなどではありません。依存性の高い物質を摂取し続ければ、誰でも自分の意思でやめるのは難しくなります。

喫煙がやめられないのは、ニコチン依存症というりっぱな病気です。自分の意思だけでどうにかしようとせず、医学的療法に頼りましょう。

喫煙が生活の一部になっているとなかなかやめられない

喫煙がやめられなくなる大きな原因は、ニコチンの依存性です。身体がニコチンによる快感に慣れてしまい、それ無しではいられなくなってしまうのです。一方、タバコは、心理的な依存も引き起こします。

毎日タバコを吸っている人は、多くの場合、喫煙が生活習慣の1つに組み込まれています。食事や仕事のあとに一服する人も多いでしょう。そのような場合、食事や仕事といった行為と喫煙がセットになり、喫煙ができないと落ち着かなくなります。

生活習慣の一部として定着しているものをやめるには、困難が伴います。そのため、喫煙が習慣になっている人が、一念発起して禁煙を始めると、生活の中で物足りなさを感じたり、食事や仕事のあと、落ち着きがなくなったりします。

禁煙を成功させるには、このような心理的依存も考慮しなければいけません。禁煙外来や専門のクリニックでは、薬の処方だけでなく、カウンセリングも受け付けています。禁煙を成功させるためには、医療機関を受診するのが確実です。